先日、「華の閣 Hana no Takadono」展に行ってきました。
この展覧会の作者の平井は、今年大学院の陶芸学科を卒業する、画塾時代の後輩です。
久しぶりに会い、4時間くらいギャラリーに入り浸ってしまいました。

平井は、花器を中心に制作しています。この展示も花器中心の展示でした。
独特な世界観を持ったエスニックなデザインは、さすが芸術大学出身といった感じです。
平井のこだわりと嗜好性を示しつつ、鑑賞者の期待にも応えていて、とてもいい展示だったと思います。
自分の主張を示しつつ、鑑賞者がどう見るかも考える。
これは、制作においてとても難しく、そして大切なことだと思います。

6年間みっちり学んできた陶芸の技術も圧巻でした。
ろくろを使った、独特の造形と、マスキングテープを使った釉薬の景色など、技術面でもこだわっていて、
魅力的な作品でした。

とてもいい展示だったので、一見の価値ありです!!

「華の閣 Hana no Takadono」
2015.3.3~2015.3.15
(月曜休廊)
12時~19時(最終日17時)
ギャラリー揺
京都市左京区銀閣寺前町23
http://www.yuragi.biz/

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