シロクマ(Polar Bear)

(北極熊、シロクマ)
学名:Ursus maritimus
哺乳綱食肉目クマ科クマ属

・名前の由来
日本初のホッキョクグマは、1902年(明治35年)の恩賜上野動物園。
この当時、新潟県で白いツキノワグマを飼育しており、それを「シロクマ」と呼んでいました。
そのため、上野動物園のほうには「ホッキョクグマ」という名前をつけました。
これがホッキョクグマの名前の由来です。

・ホッキョクグマの毛は白じゃない!?
ほとんどの白い哺乳類の毛が白色なのに対して、ホッキョクグマの体毛は透明で、内部が空洞になった特殊な構造をしています。光の反射で白く見えています。
ホッキョクグマは透明な体毛のおかげで日光を体まで通し、中が空洞な体毛は保温性も抜群です。
この体毛のおかげで、ホッキョクグマは極寒の北極圏でも生活できます。

・ヒグマとのハイブリット
ホッキョクグマとヒグマは分岐分類学的に、近い動物です。
15万年くらい前に共通の祖先から、ホッキョクグマとヒグマに分かれたと考えられています。
このため、ヒグマとホッキョクグマは交配し、子供が作れます。
この子供は、ハイブリットと呼ばれ、毛の色は白ですが、ヒグマのように盛り上がった肩と長い爪を持っています。
(wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/ホッキョクグマ)
(ami amie:https://www.sawada-co-ltd.co.jp/amiamie/what-do-you-know-about-polarbear/)

私は専門家ではないので、間違いがあるかも知れません。一参考程度にお読みください。
また、間違いをコメント欄でご指摘いただければ大変ありがたいです。

以上、今日の動物図鑑はホッキョクグマでした。

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昔、当時小学生だった知り合いの子供が絵を描くのを見ていました。
戦国武将が好きな男の子だったのですが、描く姿から侍や武具や武将が好きなことがヒシヒシと伝わってきました。
刀の刃文や鎧の前立などにもこだわっていて、詳しいなぁと嬉しく見ていました。

私は当時、「どんな絵でも描けるように、絵がうまくなりたい」と思っていました。
でも、その子供の絵から、本当に好きな物を、知識を持って、気持ちを込めて描くことの大切さを学びました。

その頃から、だんだんと描くこと、表現すること意外に、「知るために描く」という新しい目的ができ始めたように思います。

「動物の知識を広める」というより、私自身が動物を調べる動機とモチベーション維持のための個人的なブログが【動物図鑑】シリーズです。
もし、楽しんで読んでいただけたなら、とても嬉しいです。