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今日は、今ちょうど咲いているドクダミについて書いて行きたいと思います。私は、田舎で育ったため、ドクダミはとても身近な植物です。そのため、植物画を描き出した頃から描いてきました。

今日は、そんな個人的に馴染み深いドクダミについてまとめようと思います。

このブログでは、ドクダミの

・基本情報
・名前の由来
・海外の呼び方

の3つのトピックを書いていきたいと思います。

基本情報

学名:Houttuynia cordata
英名:fish mint
和名:ドクダミ(蕺草、蕺)ドクダメ(毒溜め)ジュウヤク(十薬または重薬)ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)、ウマゼリなど
科名 / 属名:ドクダミ科ドクダミ属
分布:日本(北海道南部から本州、四国、九州)~東南アジア
多年草/原産地:東アジア
花期:初夏~夏(5 – 8月)

花言葉:「白い追憶」

湿った陰地などに群生します。繁殖力がとても高い植物です。
草全体に独特の香りを持ち、欧米では東洋のハーブとして人気があります。
ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の一つでもあります。

名前の由来

名前の由来は毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から、「毒矯め(ドクダメ)」が変化して「毒矯み(ドクダミ)」と呼ばれるようになったというのが通説だそうです。しかし、諸説あるそうです。

海外の呼び方

・中国:蕺菜(しゅうさい/じゅうさい)(10の応用ができる薬草であることから)

・ベトナム:ザウザプカー、ザウジエプカー(「魚の野菜の葉」の意)

・英語:
– フィッシュミント・フィッシュハーブ、・フィッシュウワート
(「魚のミント、魚のハーブ」の意)
– リザードテイル(「トカゲの尻尾」の意)
– カメレオンプラント(「カメレオンの植物」の意)
– ハートリーフ(heartleaf:「心臓形の葉」の意)
– ビショップズ・ウィード(「司教の雑草」の意)

海外でも、ドクダミの独特の匂いと、薬草としての効能から名前が付けられる事が多いようです。

一般的に名前の多い植物は、人間との関わりが深い物が多い傾向にあると思います。このドクダミは、日本名、外国名も多い植物です。この事から、ドクダミが野草として、また薬草として世界中で利用されてきた植物である事が想像できます。

今日は、

・基本情報
・名前の由来
・海外の呼び方

の3点について書いてきました。

植物画を描く時、その植物について調べてから描くと、絵が変わるような気がします。思い入れができて、気持ちをこめて描けるような気がします。何より、楽しいです。

「ドクダミを描こう」と思った人の、少しでも参考になればとこのブログを書きました。少しでも、お役に立てれば幸いです。

私は専門家ではないので、間違いがあるかも知れません。一参考程度にお読みください。
また、間違いをコメント欄でご指摘いただければ大変ありがたいです。

このブログでは、私の専門であるイラストの事や画材のこと、本や映画の紹介、モチーフとしてよく描いている動物や植物の事などを書いています。

ほぼ毎週新しい記事を書いているので、チェックしていただけるとありがたいです。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考文献

(wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/ドクダミ 最終閲覧日2021.5.26)

ギャラリー

最後に、拙作ながら私のドクダミの植物画をアップしておきます。