2020年夏、西宮の画材店、甲風画苑でグループ展に参加しました。

水中探査というタイトルで、潜水艦が海深く潜っていって、潜望鏡から見える景色が変わっていく様子を3連のイラストで表現しました。

水深10M

アオウミガメがサンゴを泳ぐ。
アオウミガメは、8種類いるウミガメの1種で、ウミガメの中では珍しく、ベジタリアンです。
沿岸を泳いで海藻や藻を食べます。

水深500M

クラゲの群れの中をマッコウクジラが潜る。
マッコウクジラは、最も深く海を潜れる哺乳類の1つです
マッコウクジラの大きな頭には、脳油というワックスのような物質がはいっています。
脳油は、海深く潜るのに役立ちます。

水深1000M

暗い深海。
チョウチンアンコウは光る擬似餌で獲物をひいつけて捕らえます。
チョウチンアンコウの一種、ビワアンコウのオスはメスに比べてとても小さく、メスを見つけるとペンチのような口で噛みつきます。
噛み付いたオスは徐々にメスに吸収され、やがて一体化します。