先日、京都ウォークというガイド付きの嵐山観光に行ってきました。
私は、出身大学が京都嵯峨芸術大学(現:嵯峨美術大学)だったので、渡月橋には何回も行っていたのですが、改めてガイドさんに色々教えてもらったり、自分で調べたりすると知らない事だらけだったので、本日のブログでは、渡月橋について皆さんとシェアできればと思います。
本日は、
・基本情報
・名前の由来
・歴史
の3つのトピックを書いていきたいと思います。
・基本情報
上のスケッチは、渡月橋の南側(嵯峨中ノ島)から渡月橋を見た風景です。
現在の橋は1934年(昭和9年)に完成した鉄骨鉄筋コンクリートの橋です。
中央部が約1m高い弓なりの形状をしていて、高欄も従来の橋と同じ木造角格子式が採用されています。
渡月橋が架かる川は、「大堰川(おおいがわ)」と呼ばれ、渡月橋より上流が「保津川」、下流が「桂川」と呼ばれています。
・名前の由来
鎌倉時代に亀山天皇が、満月の晩に舟遊びをされました。その時、「くまなき月の渡るに似る」(曇りのない夜空に、満月が橋を渡っていくようである)と詠われたことから渡月橋と言う名前がついたと言われています。
・歴史
平安時代836年に僧である道昌が橋を架けたのが最初で、当初は100m~200mほど上流にあったとされています。
元々は橋の南側に法輪寺があったので「法輪寺橋」と呼ばれていました。
その後、上記した様に鎌倉時代に渡月橋と呼ばれる様になりました。
江戸時代に角倉了以が保津川を大工事して、川底を深くしました。
それによって、亀岡や丹波から木材などの物資を船を使って運べる様になりました。
そのため、三条通には、昔は材木屋さんが多くあったそうです。
この時、現在の位置に架け替えられ、今の渡月橋の原型となりました。
今日は、渡月橋について書かせていただきました。
このブログでは、アートやイラストの事、歴史や京都の事、動物や植物の事など、私が持っていたり調べた知識を発信しています。
今週は月曜ですが、ほぼ週一回、水曜日に更新しているので、チェックしていただけたらありがたいです。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
私は専門家ではないので、間違いがあるかも知れません。一参考程度にお読みください。
また、間違いをコメント欄でご指摘いただければ大変ありがたいです。
参考文献
(京都・亀岡保津川下り:https://www.hozugawakudari.jp/blog/渡月橋の由来)
(wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/渡月橋)
(嵐山ガイど嵯峨野嵐山の観光スポットを紹介:http://arashiyama-gui.de/togetsukyo-bridge-name-history/)