2022.10.08(土)・10.22(土)の2日間、南丹市八木市民センターでイラスト教室を開催しました。
*詳しくは(http://artstudio-pulp.sakura.ne.jp/blog/2022/09/28/【教室】イラスト教室2022aw/

今回のイラスト教室では、丸窓のマットに合わせた貼り絵を作って頂きました。

僕自身の経験として、「絵を描く事」に苦しんだ時期がありました。その頃は、「絵をうまく描こう」とずっと思っていました。

しかし、あるコンクールで色紙を使った作品を作りました。穴あけパンチを使ったり、革細工の金具を使ったり、手探りで自分なりに工夫して作りました。その時、「絵を描く」のではなく、「絵を作る」と言う風に、意識が変わりました。

「絵を作る」に意識が変わると、生活のさまざまな物が、絵と繋がって来ます。「木材は使えないかな」「刺繍糸は使えないか」などなど。
自然と制作の時、工夫するようになり、絵が楽しくなって行きました。

その結果、夢中で絵を描き、仕事にも繋がっていきました。

そんな経験から、受講生さんにも、絵を自由に作って欲しいと思いました。
そして、少しでも絵の面白さが伝えられたら、この教室は大成功だと思っていました。

結果、受講生さんは素晴らしい作品を作って頂いて、大感動でした。
みんな自分なりに工夫して、家で作ってくれた人、色合わせがうまい人や、味のある絵を描かれる人、みんな持ち味を生かし、頑張ってくれました。

僕自身も、すごく刺激をもらいました。
また、絵と言うものの魅力に改めて気付かされました。

今回も、楽しいイラスト教室になりました。
受講生の皆さん、市民センターの皆様、ありがとうございました。